2015 1

平等院 10円玉を改めみてみました。

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今年も宜しくお願い致します!!

12 お正月を振り返る・・・
今年の年末年始は30からお休みでお節を作ったり、部屋の掃除をして
31日はお蕎麦を頂き、夜は招待券を有難く頂いていたので、夜な夜な
少しだけお洒落?してメイクもきちんと久々して
六本木ヒルズ最上階のマドラウンジでカウントダウンして即効家に帰り、
正月は親戚の集いに参加したりして、
楽しみにしている箱根駅伝をみて。。。

それから、

3日から京都へ行きました。
京都と兵庫県の竹田城のところで計二泊。
竹田城は冬は行けないので遠くから。
マチュピチュのような天空の城ラピュタの様な。。。
で人気のスポットらしいです。
ですが、今は閉鎖され?雪がありましたので遠くから眺めただけ。

あんまり意味がない感じもしました。
が知らない土地を訪れるのはすこぶるたのしい。

で次の日の京都はまぁまぁ得意分野で意欲的です。
親戚や親しい叔母が住んでいる京都はやはりよく行きます。
まずは今回は宇治に行きたかったので宇治へ。
まずは平等院。そして宇治神社で初詣。
そして上林春松でお抹茶とお茶を買い込みました。
上林春松は以前から行きたかったお店です。
茶師の上林秀敏さんのかなりのファンですので。

宇治川は凄い流れが早かったですね。
川をみていると心もなんだか空っぽになります。雑念が一緒に流れてしまう感じです。
宇治川畔、宇治神社近辺はとてもそれはキレイな所です。
歩いていてとても気持ちよかったです。
宇治はかなり気に入りました。また来たいですね。あぁいうところに住みたいものです。

それから京都駅の伊勢丹のらーめん路地で恒例で「すみれ」ラーメンを食しました。
京都来ていつもここにきてしまう。
たまにはおばんざいでもいただきたいものですが、さすがに正月休みのところが多いのです。

次の日は嵐山に宿泊していたので、散歩して渡月橋まで行き、
縁結びで有名な野宮神社で今年二度目の詣でをして竹林道を歩く。
あまりの気の良さに感動しました!!!
こんなに気持ちがいいのは何年振りだろうか。
野宮神社は二度目の訪問でしたが
とても好きな神社です。
何だろう、きっとしっとり気品のある優しい懐の深い神様が鎮座して
いるのではないでしょうか。。位の高い女性特有の温かさと優しさとエレガントさがあるイメージ
でとても好きです。とても女性らしい気を感じる素敵な神社。
鳥居の棒が出ているか否かで男性の神様か女性なのかわかります。
縁結びのお守りを買いました。今のお守りってなんかお洒落なんですねぇ。

桂川沿い嵯峨野を散歩して次は龍安寺へ。
ここは小学校6年の頃きて以来お気に入りでした。

今回は雪が積もり石が幾つか隠れていましたが、それはそれで風情があり素敵でした。
縁側に30分位ただ座り、禅の心に少しでも近づきたいなぁと思いつつ、
境内の有名なつくばいに心動かされました。
禅の心、茶道の考えの基本でもある 吾唯足知 われただ たるを 知る
・・・石庭とも関係があり、石庭の石が一度に14個しか見れない ことを 不満におもわず
満足する心を持ちなさい という意味も込められているとも。

枯山水の石庭は何処からみても15ある石は14個しかみれないのです。
ただ一箇所だけ15個の石がみれる位置はあるそうです。
15は15夜の満月を表し、完全という数字。14しか見れないのは不完全さの象徴。。

不完全なこの浮世に完全を求めても無駄であり、不完全さの中から足るを知る
ことを練習するのが人生なのかぁ、と私なりに解釈しつつ、深いなぁと感心しました。
このつくばいをみた秀吉は初心に戻りたかったのかなぁとも思い馳せました。
茶の世界では心を清める為に手や口を清めるのがつくばいだから、
この禅の格言はうってつけですね。

そんなこんなでこのつくばいと吾唯足知のつくばいの構図もなんとも 粋 で感銘を受け
私もいつもこれをみて初心にかえりたくて、
お寺でつくばいのキーホルダーと部屋でいつもみれるように鉄製の文鎮を購入しました!

なんだろうか。。。私の今ある悩みはこのつくばいに記された4字に集約されていたのです。
なんだか求めていたものが与えられスッキリしました。
求めよさらば与えられん・
禅の言葉ってすごい!
京都に行くと毎回思います。シンプルなだけにそこには答えがあると。。
そして
その後はフラッと思いつき、詩仙堂へ。
ここもお気に入りスポットです。
ここに以前来た時は90分くらい平気でいました。
猪脅しが永遠に鳴り続けていて無心になれます。
今回も長居させていただきました。
住居者晩年をこちらで過ごし文学や自然の美に触れていたそうです。
すごいそんな情景が浮かぶような所です。

あとは、結構色々いきました。
まずは日本酒「古都」を買いたくて、佐々木酒造へ。
この酒は叔母が東京に来るたびに持ってきて、とても美味しいので
私も購入したくて。
京都に住む叔母の子供と佐々木酒造の若旦那のお子さんがお友達なので、
酒好きの叔母がこぞって買ってくるのです。
酒蔵は二条城の近くの住宅街。
佐々木酒造を行く前に場所など調べたら、佐々木蔵之助という俳優さんの実家らしい。
佐々木蔵之助は私は知らなくて、友人に「えー知らないの!!」驚かれたのですが、
名前は知らなかったけど、顔はみたことありました。

長男さんは飲んで消えてしまうものをつくるのは嫌と建築の道へ進み、
次男の佐々木蔵之助さんは継ぐつもりで大学で専門を学ぶが俳優の道へ、
で三男が継いだのだそうです。

試飲をさせていただき 古都 聚楽第(利休と豊臣秀吉の関係をこの名称からは連想します!) 

買いました。聚楽第・・・いい名前。。。

あとは文グッズにハマル私は愛用している鳩居堂の本店にも行ってみたくていきました。
にほひ袋大を購入。

あとは恒例 イノダ珈琲本店で京珈琲を味わい、

恒例 よーじや で化粧品を購入 

祇園の鍵善は閉まっていたので残念でした。
鍵善は必ず京都へ来たら行くお店です。
ZEN CAFE も今の跡継ぎさん今西善也さんが作ったのでいつか行ってみたいです。
今西善也さんの飾らない人柄も今風で好きです。

あと西利の漬物寿司が好きなので購入。

と盛りだくさんな京都旅でした。

特筆すべきは
嵐山の竹林の気持ちよさ!
宇治川の流れの気のよさ!
本当に久々何年ぶりかに本当に気分がいい、幸せで神秘的で嬉しいなと
感じました。
やはり祇園や四条など喧騒より少し離れた自然が残りつつお店もある京都は居心地がいいですね。
宇治は今回かなり気に入りました。
あんなとこに住めたらいいな。

よく思うのですが、一度きりの人生で住みたい場所に住めるのは幾度あるんだろうか。。。
変らず好きなもの、場所が見つかったら幸せですね。

今、気になるのは先祖が代々住んでいて通勤圏内の場所、あとは憧れの宇治。
お茶の世界が神秘的で高い精神の世界と感じるので茶道の基本を習いたいなぁ。
以前も利休ははまりましたが
侘び寂びのよさも若いときはわからんですが、今はだんだん気付くことがあるような
きがしています。黒の良さがわかったりとか。
利休はかっこいいですので憧れの人です。


上林春松でお抹茶とお菓子。
こんなにまろやかなお抹茶は初でした。
今度は上林記念館も拝観したいです。
素敵な居心地の良いお店でした。
お庭を眺めながら一服。
上林秀敏さんのお茶の入れ方を参考に緑茶をいれてます。


野宮神社 鳥居で女性の神様だとわかりますでしょ。


朝早くの竹林道。
嵯峨嵐山。


龍安寺

 吾
知 唯
 足

詩仙堂の庭には雪がまだありました。
アラスカへ行っていら寒さは平気です。
私の家が一番寒くて具合が悪くなる。
京都は寒くはありませんでした。
東京の寒さとはまた違います。

佐々木酒造さん。

イノダ珈琲 私は本店が好きです。500円で贅沢な時間を味わえます。
居心地もよいです。隣で新聞を読む地元のおじいさんにまぎれて珈琲を飲むのがすき。
私はどうも沢山仕事してきた落ち着きのある人生の玄人さん、
おじいさんが好きなんです。


鳩居堂 よくここの前通るのに入ったことなかった。

29 1月はやくも終ります。。。
最近映画館へは行っていなかったのですが、最近観た映画は
・ゴーンガール(怖かった。。。)
・サンバ(最強のふたり 監督のフランス映画)
最強の二人は今年TVで放送していたのをみたけれど、面白かったです。

サンバはシャルロットゲンスブールを迎えた作品。
予告の音楽がジョルジベンの私の好きな曲でしたのでみなければと思い観ました。
この曲はブラジルらしい曲で色んな人がカバーしとります。
いい映画だった。
音楽が知っているのばかりで、変な感じ。映画で知っている曲ばかりって珍しいなぁと思いました。

先日本当に何年ぶりかでカラオケというもので歌いました。
私の十八番
・五番街のマリー
・学生時代
・青い山脈
・なごり雪
・・・・歌うのがない!となり、
ナットキングコール、フランクシナトラ、カーペンターズ。。。
学生のときに英語歌詞で暗唱で歌えるようにしていたのが数曲あるので、
適当に鼻歌混じりに。
でもあまり歌う曲がない。
やはりカラオケ辛いですね。
五番街のマリーを熱唱したくて行っただけなのでなんとか満足できました。
この曲は築地場外のフォーシーズンという喫茶店でナポリタンを食べていたら
BGMで流れ出して・・・なんだか歌いたくなってきたのですね。無性に。
なんか歌詞がいいなぁ。しみじみ。

ところで 十八番 おはこ とは随分意味深かな。
・阿弥陀如来が仏になる前に誓った48種類のうち18番目が念仏を唱える人たちを救済的な
もので他より特別なニュアンス(特異?)に取れたので十八番が得意なものの例えになった。
・市川團十郎の得意な18種類演目から
・武士の武芸は18種類。18種類全てを得意とした多才さ。
・江戸時代に高価な茶器等には本物の芸術である証として鑑定者の署名に箱書きが添えられたことからおはこと。
と多種多様で面白い由縁でした。

もう当分カラオケはお預けです。
行きたくない。
あの狭い空間に閉じ込められると頭がフラフラしてきて。。。